会員の皆様

 遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
 本年も勉強会をよろしくお願いいたします。
 本年最初の勉強会は2月27日(第四土曜日)、小笠原亜矢里様に「高齢者とのかかわり
に活かす仏教思想」-老年的超越と傾聴の事例を通して、と題してご発表いただきます。
(本年より、勉強会は第四土曜日となる時がありますので、ご注意ください)
 多くの皆様のご参加をお待ちしております。

石橋清人(せばな)

※勉強会終了後、食事会を予定しております。ご都合のよろしい方は、ぜひご参加くだ
さい。

※勉強会発表者の募集について本メールの最後に詳細を記載いたしましたので、ご参照
ください。

第119回「仏教と心理学等の接点を追求する勉強会」
テーマ : 「高齢者とのかかわりに活かす仏教」-老年的超越と傾聴の事例を通して
発表者 : 小笠原亜矢里さん

プロフィール:北海道大学医療技術短期大学部看護学科、北海学園大学法学部卒、
     武蔵野大学大学院人間社会研究科人間学専攻人間学C修了、
     4月より武蔵野大学大学院仏教学研究科博士後期課程
     浄土真宗東京ビハーラ所属、
     上智大学グリーフケア研究所グリーフケア認定過程基礎コース修了
         病院、福祉施設勤務及び医療人材派遣コーディネーター職、看護
     専門学校勤務

発表概要 :

 本勉強会では、近年メディアでも取り上げられている、スウェーデンのL.トルンス
タム博士による「老年的超越」の概念をご紹介し、この概念をもとにした高齢者との
関わりに活かす仏教思想とその学びを皆様とシェアしていきたいと思います。

 「老年的超越」とは高齢期における生活満足度の変化を指し、若いころの物質主義
的、合理主義的な価値観から東洋的、仏教的な宇宙的価値観への質的な変化を意味し
ます。この理論は博士が実証研究と心理学的な発達論(エリクソンの漸成発達論及びユ
ングの発達論など)から導き出したものであり、心理学的な自己実現と仏教でいう「真
実の自己」といった面から考えることができます。

この「老年的超越」概念の臨床的な展開として、「バリデーション」といわれる認知
症の方へのコミュニケーション方法と仏教思想に基づいた傾聴の事例検討を通して、
老年期における自己実現とその関わりについてご紹介していきたいと考えております。

日 時:2月27日(土) : 4時~6時(当日3時30分から入室できます)
場 所 : 武蔵野大学・武蔵野キャンパス 6号館5階 仏教文化研究所
東京都西東京市新町1-1-20

連絡電話番号:042-468-3145
参加費:無料(申し込み不要)
連絡先:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
     (学会本部。質問等はこちらに、当日3:30PMまでにお願いします。)

※ 勉強会発表者募集次第
 以下は、基本的な発表の次第です。
 発表は4時から1時間程度で、その後1時間で参加者の小グループごとでの意見交換を
 していただきます。
 ご発表いただける方には、具体的にご相談させていただきます。
 発表内容その他について疑問などありましたら事務局までお尋ねください。
 勉強会の大まかなテーマは次のとおりです。
 ・心理学(心理療法等を含む)と仏教に関連する発表(心理学・仏教単独でもよい)
 ・上記に関する書籍の紹介など(講読)

  ※ご参考までに文末に過去数回の発表のテーマを紹介させていただきます。
  ご連絡をお待ちしております。

    事務局・石橋清人(せばな)
連絡は以下のメールアドレスへ
        このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 又はこのメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

○過去の発表テーマ
 第90回・91回 「アメリカ仏教と心理学の遭遇-現代社会を省みて」
 第92回 「人間の潜在力-個人尊重のアプローチ」
 第93回 唯識思想における自我構造
 第94回 コントロール方略の発達-日米の文化差と老年的超越
 第95回 聲のコスモロジー(農民芸能と宗教 無境界のはざまから)
 第96回 精神科医 マーク・エプスタイン博士の人物と研究等紹介
 第97回・98回・99回 講読 マーク・エプスタイン「ブッダのサイコセラピー」
 第100回 日本における仏教と心理学の協力の歴史と発展―禅心理学を中心に―
 第101回 仏教心理学の指向性orientedについて―ダンマセラピーの理論と技法の視点から―
 第102回 禅の基礎

 第103回 初期仏教(原始経典)入門
 第104回 依存症の治療におけるマインドフルネス瞑想の導入-仏教的ルーツと未来の意味合い-
 第105回 中年期にある人の自己老後像と関連要因の質的研究-積極型と消極型、反面教師型の対比から-
 第106回 心理療法NLP(神経言語プログラミング)と仏教理論の統合化について
 第107回 REBTと仏教の類似と差異: デモンストレーションによる体験的理解の試み
 第108回 自己が自己を知るということ-仏教心理学の一大テーマ
 第109回 仏教と現代アメリカにおける精神療法:その少なからぬ影響力
 第110回 QOLを高める全人的視点と仏教・看護
 第111回 ティク・ナット・ハン師の軌跡-マインドフルネスとインタービーイングの教え
 第112回 アメリカにおけるマインドフルネス・ブーム―日本を含む現代社会への影響とその意義
 第113回 心理療法における瞑想とダンマ 
 第114回 密教の瞑想について 
 第115回 「座る。感じる。」座禅体験
 第116回 あたま(マインド)の呼吸、からだ(ハート)の呼吸
 第117回 心理カウンセリングに用いる仏教教義~摂食障害の事例を通じて
 第118回 購読 藤田一照・「日本のマインドフルネス」へ向かって

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