通信#157 (10月17日 第117回「仏教と心理学等の接点を追求する勉強会」へのお誘い)

通信#157 (10月17日 第117回「仏教と心理学等の接点を追求する勉強会」へのお誘い)

 皆さま

 大変な猛暑でしたが、ようやく秋らしくなってまいりましたね。

 数年来、季節の変わり目は唐突に訪れることが多くなりました。

 異常な暑さが続いていた夏でしたが、巨大な台風の来襲とともに夏は突然終わり、
シルバーウィークはお彼岸日和となりました。

 このところの災害は自然災害とばかりも言えず、テレビなどでは気候の異常な変動
も技術革新がもたらした環境汚染と密接に関連していることが報じられていました。

 知識は技術と結びつくことにより私たちの生活に大きな便利さをもたらしましたが、
地球のにとっては決して明るい未来とばかりは言えないようです。

 知識は知恵の助けを借りてようやく人の役に立つようになるのかもしれませんね。

 8月と9月の勉強会はお休みさせていただきましたが、10月の勉強会はカウンセリン
グに仏教の理論を取り入れていらっしゃる山田博夫先生にご講義いただきます。

 さわやかな秋の一日、仏教と心理学の知恵を学ぶことのできる勉強会にぜひお出か
けください。

石橋清人(せばな)

※勉強会終了後、食事会を予定しております。
  ご都合のよろしい方は、ぜひご参加ください。

第117回「仏教と心理学等の接点を追求する勉強会」

テーマ: 「心理カウンセリングに用いる仏教教義~摂食障害の事例を通じて」
講師: 共栄大学元教授 日本人間関係心理士協会理事長 山田博夫先生

プロフィール:   三鷹市在住 大阪市出身 大阪市立大学法学部卒 

・民間企業入社、人事教育課長等を経て産業能率短大、湘北短大、共栄大学国際経営学部 各教
授(経営学、心理学)

・福井大医学系大学院、富山大同大学院 各非常勤講師(心理療法)
・現在 特定非営利活動法人日本人間関係心理士協会理事長 三鷹経営コンサルタント協会理事 

・著書
 「人間関係力をきたえる9つの心理セラピー』(アマゾン電子書籍、2014年4月刊)
 「豊かな人生への自己実現―交流分析と宗教思想」「交流分析の実践的展開」「現代経営学概論」
  「企業の教育訓練」「部下指導の要点」等 産能大学出版部等刊 

・論文
 「中高年者への人生設計教育」「面白くてためになる授業方法の研究」「大学新入生に対する
  「基礎演習」のあり方に関する研究」等 約20編

発表概要:  添付ファイルをご参照ください

日 時:10月17日(土): 4時~6時(当日3時30分から入室できます)

場 所:武蔵野大学・武蔵野キャンパス 6号館5階 仏教文化研究所

     東京都西東京市新町1-1-20
    連絡電話番号:042-468-3145

参加費:無料(申し込み不要)

連絡先:[email protected]
(質問等はこちらに、当日3:30PMまでにお願いします。)

※ 勉強会発表者募集次第

 以下は、基本的な発表の次第です。

 発表は4時から1時間程度で、その後1時間で参加者の小グループごとでの意見交換を
していただきます。

 ご発表いただける方には、具体的にご相談させていただきます。
 発表内容その他について疑問などありましたら事務局までお尋ねください。
 勉強会の大まかなテーマは次のとおりです。

 ・心理学(心理療法等を含む)と仏教に関連する発表(心理学・仏教単独でもよい)
 ・上記に関する本の紹介など(講読)

  ※ご参考までに文末に過去数回の発表のテーマを紹介させていただきます。
  ご連絡をお待ちしております。

    事務局・石橋清人(せばな)

 連絡は以下のメールアドレスへ: [email protected]

○過去の発表テーマ

 第90回・91回 「アメリカ仏教と心理学の遭遇-現代社会を省みて」
 第92回 「人間の潜在力-個人尊重のアプローチ」
 第93回 唯識思想における自我構造
 第94回 コントロール方略の発達-日米の文化差と老年的超越
 第95回 聲のコスモロジー(農民芸能と宗教 無境界のはざまから)
 第96回 精神科医 マーク・エプスタイン博士の人物と研究等紹介
 第97回・98回・99回 講読 マーク・エプスタイン「ブッダのサイコセラピー」
 第100回 日本における仏教と心理学の協力の歴史と発展―禅心理学を中心に―
 第101回 仏教心理学の指向性orientedについて―ダンマセラピーの理論と技法の視点から―
 第102回 禅の基礎
 第103回 初期仏教(原始経典)入門
 第104回 依存症の治療におけるマインドフルネス瞑想の導入-仏教的ルーツと未来の意味合い-
 第105回 中年期にある人の自己老後像と関連要因の質的研究-積極型と消極型、反面教師型の対比から-
 第106回 心理療法NLP(神経言語プログラミング)と仏教理論の統合化について
 第107回 REBTと仏教の類似と差異: デモンストレーションによる体験的理解の試み
 第108回 自己が自己を知るということ-仏教心理学の一大テーマ
 第109回 仏教と現代アメリカにおける精神療法:その少なからぬ影響力
 第110回 QOLを高める全人的視点と仏教・看護
 第111回 ティク・ナット・ハン師の軌跡-マインドフルネスとインタービーイングの教え
 第112回 アメリカにおけるマインドフルネス・ブーム―日本を含む現代社会への影響とその意義