会員の皆様
桜が満開となり、もうすぐ新年度が始まります。
お正月に気持ちを新たに計画したものの、まだ手をつけられないこともあるのではな
いでしょうか。
そんなときは私の年初めは4月と切り替えて、このすがすがしい季節にまたリフレッシュ
スタートしたいですね。
今回から事務を長年にわたり貢献してくださいました石橋さんから春野、岩元に引き
継がせていただきました。
何かと至らぬ点も多いと存じますが、よろしくお願いいたします。
これからも勉強会をよろしくお願い致します。
さて、4月の勉強会は東京大学大学院教育学研究科に在籍されている松下弓月さんに
お願い致しました。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
(5月の勉強会は第三土曜日の予定です)
春野育美
※勉強会終了後、食事会を予定しております。
ご都合のよろしい方は、ぜひご参加ください。
※勉強会発表者の募集について
本メールの最後に詳細を記載いたしましたので、ご参照ください。
第121回「仏教と心理学等の接点を追求する勉強会」
テーマ:「死別に伴う悲嘆に関する儀礼の心理効果の文献的検討」
発表者:松下 弓月さん
プロフィール:東京大学大学院教育研究科
発表概要:
本研究では、死別を経験したのちに行われる儀式が、悲嘆への適応という点におい
てどのような役割や効果を持っているのか、
これまでに行われてきた研究を概観し、今後の研究の方向性について述べる。
曜日時間: 4月16日(土)、4PM~6PM
場 所:武蔵野大学・武蔵野キャンパス 6号館5階 仏教文化研究所
東京都西東京市新町1-1-20
連絡電話番号:042-468-3145
参加費:無料(申し込み不要)
連絡先:[email protected]
(学会本部。質問等はこちらに、当日3:30PMまでにお願いします。)
※ 勉強会発表者募集次第
以下は、基本的な発表の次第です。
発表は4時から1時間程度で、その後1時間で参加者の小グループごとでの意見交換を
していただきます。
ご発表いただける方には、具体的にご相談させていただきます。
発表内容その他について疑問などありましたら事務局までお尋ねください。
勉強会の大まかなテーマは次のとおりです。
・心理学(心理療法等を含む)と仏教に関連する発表(心理学・仏教単独でもよい)
・上記に関する書籍の紹介など(講読)
※ご参考までに文末に過去数回の発表のテーマを紹介させていただきます。
ご連絡をお待ちしております。
事務局・春野育美・岩元珠美
連絡は以下のメールアドレスへ
[email protected]
又は
[email protected] まで。
○過去の発表テーマ
第90回・91回 「アメリカ仏教と心理学の遭遇-現代社会を省みて」
第92回 「人間の潜在力-個人尊重のアプローチ」
第93回 唯識思想における自我構造
第94回 コントロール方略の発達-日米の文化差と老年的超越
第95回 聲のコスモロジー(農民芸能と宗教 無境界のはざまから)
第96回 精神科医 マーク・エプスタイン博士の人物と研究等紹介
第97回・98回・99回 講読 マーク・エプスタイン「ブッダのサイコセラピー」
第100回 日本における仏教と心理学の協力の歴史と発展―禅心理学を中心に―
第101回 仏教心理学の指向性orientedについて
―ダンマセラピーの理論と技法の視点から―
第102回 禅の基礎
第103回 初期仏教(原始経典)入門
第104回 依存症の治療におけるマインドフルネス瞑想の導入
-仏教的ルーツと未来の意味合い-
第105回 中年期にある人の自己老後像と関連要因の質的研究
-積極型と消極型、反面教師型の対比から-
第106回 心理療法NLP(神経言語プログラミング)と仏教理論の統合化について
第107回 REBTと仏教の類似と差異: デモンストレーションによる体験的理解の試み
第108回 自己が自己を知るということ-仏教心理学の一大テーマ
第109回 仏教と現代アメリカにおける精神療法:その少なからぬ影響力
第110回 QOLを高める全人的視点と仏教・看護
第111回 ティク・ナット・ハン師の軌跡-マインドフルネスとインタービーイングの教え
第112回 アメリカにおけるマインドフルネス・ブーム―日本を含む現代社会への影響とその意義
第113回 心理療法における瞑想とダンマ
第114回 密教の瞑想について
第115回 「座る。感じる。」座禅体験
第116回 あたま(マインド)の呼吸、からだ(ハート)の呼吸
第117回 心理カウンセリングに用いる仏教教義~摂食障害の事例を通じて
第118回 購読 藤田一照・「日本のマインドフルネス」へ向かって
第119回 「高齢者とのかかわりに活かす仏教」-老年的超越と傾聴の事例を通して
第120回「現代人はスピリチュアティをいかに受容するか」