会員各位
河津桜が満開で春の訪れはもう間もなくです。
*3月18日の勉強会は、小西達也先生(武蔵野大学 教養教育部会(看護学部) 教授)
にお願いいたしました。
*また、2016年4月からは関東勉強会・研究会が開始される1時間半前に、
「メディテーション・人生講話セッション」が行なわれています。
ここでは、マインドフネス瞑想、念仏メディテーションなどを参加者と一緒に行ない、
その後、仏教に基づく人生講話も聞いて頂くことになります。
今月からでも、瞑想が初めての方でも大丈夫です。
*3月はケネス先生不在のための「メディテーション・人生講話セッション」は
参加者でマインドフルネス瞑想をしようと思っています。ご承知おきの上ご参加
ください。
*次回の勉強会は4月15日(土)予定です。
※今回の勉強会終了後の懇親会はありません。
※勉強会発表者の募集について
本メールの最後に詳細を記載いたしましたので、ご参照ください。
第127回「仏教と心理学等の接点を追求する勉強会」
・テーマ:「マインドフルネスとスピリチュアルケア
―1人称的実践は2人称的実践とどうつながるのか― 」
・発表者:小西達也先生(武蔵野大学 教養教育部会(看護学部) 教授)
・発表の主旨:
マインドフルネスを始め、仏教は基本的に自分自身と向き合っていく、
いわば「1人称の次元」についての様々な深い知恵を有していますが、
しかしそうした知恵は果たして、スピリチュアルケア等の
いわば「2人称的実践」とどのように結びついてくるのでしょうか。
この問題について、精神医学者、木村敏氏の
<あいだ>というキーワードとの関連において、ご一緒に考えてまいりたいと思
います。
【学歴・略歴】武蔵野大学 教養教育部会(看護学部) 教授。
1992年 早稲田大学大学院理工学研究科修了、2007年米国ハーバード大学神学大
学院修了。米国カリフォルニア州アルタ・ベイツ・サミット医療センター、東札
幌病院、岡部医院のチャプレン等を経て、2013年より現職。専門はスピリチュア
ルケア論、スピリチュアリティ論。日本スピリチュアルケア学会理事。日本臨床
死生学会評議員。著書:「チームがん医療実践テキスト」(共著、先端医学社)、
「The MASCC Textbook of Cancer Supportive Care and Survivorship」(共著、
Springer)、「グリーフケア入門」(勁草書房、共著)他。
「メディテーション・人生講話セッション」
日 時:3月18日(土)PM2:30から3:30
場所:勉強会と同じ(武蔵野大学武蔵野キャンパス6号館5階)
担当者:参加者
第127回「仏教と心理学の接点を追求する勉強会」
日 時:3月18日(土)、PM4:00から6:00
場 所:武蔵野大学・武蔵野キャンパス 6号館5階 仏教文化研究所
東京都西東京市新町1ー1ー20
連絡電話番号:042ー468ー3145
どちらも参加費:無料(申し込み不要)
連絡先:[email protected]
(学会本部。質問等はこちらに、当日3:30PMまでにお願いします。)
※ 勉強会発表者募集次第
以下は、基本的な発表の次第です。
発表は4時から1時間程度で、その後1時間で参加者の小グループごとでの意
見交換をしていただきます。
ご発表いただける方には、具体的にご相談させていただきます。
発表内容その他について疑問などありましたら事務局までお尋ねください。
勉強会の大まかなテーマは次のとおりです。
・心理学(心理療法等を含む)と仏教に関連する発表(心理学・仏教単独でもよ
い)
・上記に関する書籍の紹介など(講読)
※ご参考までに文末に過去数回の発表のテーマを紹介させていただきます。
ご連絡をお待ちしております。
連絡は以下のメールアドレスへ
[email protected]
又は
[email protected]まで。
○過去の発表テーマ
第93回 唯識思想における自我構造
第94回 コントロール方略の発達~日米の文化差と老年的超越
第95回 聲のコスモロジー(農民芸能と宗教 無境界のはざまから)
第96回 精神科医 マーク・エプスタイン博士の人物と研究等紹介
第97回・98回・99回 講読 マーク・エプスタイン「ブッダのサイコセラピー」
第100回 日本における仏教と心理学の協力の歴史と発展~禅心理学を中心に
第101回 仏教心理学の指向性orientedについて~ダンマセラピーの理論と技
法の視点から~
第102回 禅の基礎
第103回 初期仏教(原始経典)入門
第104回 依存症の治療におけるマインドフルネス瞑想の導入~仏教的ルーツ
と未来の意味合い~
第105回 中年期にある人の自己老後像と関連要因の質的研究~積極型と消極
型、反面教師型の対比から~
第106回 心理療法NLP(神経言語プログラミング)と仏教理論の統合化について
第107回 REBTと仏教の類似と差異: デモンストレーションによる体験的理
解の試み
第108回 自己が自己を知るということ?仏教心理学の一大テーマ
第109回 仏教と現代アメリカにおける精神療法:その少なからぬ影響力
第110回 QOLを高める全人的視点と仏教・看護
第111回 ティク・ナット・ハン師の軌跡~マインドフルネスとインタービー
イングの教え
第112回 アメリカにおけるマインドフルネス・ブーム~日本を含む現代社会
への影響とその意義
第113回 心理療法における瞑想とダンマ
第114回 密教の瞑想について
第115回 「座る。感じる。」座禅体験
第116回 あたま(マインド)の呼吸、からだ(ハート)の呼吸
第117回 心理カウンセリングに用いる仏教教義?摂食障害の事例を通じて
第118回 購読 藤田一照・「日本のマインドフルネス」へ向かって
第119回 高齢者とのかかわりに活かす仏教?老年的超越と傾聴の事例を通して
第120回 現代人はスピリチュアティをいかに受容するか」
第121回 死別にともなう僧侶の悲嘆と成長に関する質的研究ー解釈学的現象
的分析(IPA)を用いてー
第122回 「悲喜交流」
第123回「無我の新しい解釈」
第124回「仏教という心理療法、そのアセスメントと心理臨床について」
第125回「説得の心理学」
第126回「總持寺における臨床宗教師育成事業~基礎的なコミュニケーション
能力を養う~」
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勉強会事務局 春野育美 <[email protected]>;