学会員の皆様へ
あけましておめでとうございます。
「仏教と心理学等の接点を追求する勉強会」事務局より新年のお祝いを申し上げます。
本年が穏やかな1年でありますよう、また、皆様にとりまして幸多き1年でありますようお祈り申し上げます。
本年も勉強会に多数ご参加くださいますようお願いいたします。
本年第1回目の勉強会(第102回)は、都合により事務局連絡担当の私(石橋)が担当させていただくことになりました。
入門程度の発表しかできませんが、よろしくお願いいたします。
次回以降は専門家のご発表を予定しております。
次回以降の予定は次のとおりです。
2月22日(土):鮫島先生「初期仏教入門(仮)」
3月15日(土):Kenneth Mullen先生「発表内容未定」
皆さまのご参加をお待ちしております。
せばな・石橋清人
※勉強会終了後の食事会は、都合により今回はありません。
次回以降は再開いたしますので、お楽しみに。
※勉強会発表者の募集について
本メールの最後に詳細を記載いたしましたので、ご参照ください。
第102回仏教と心理学等の接点を追求する勉強会
テーマ : 禅の基礎と座談会(交流会)
発表者:石橋清人(禅の基礎)
発表概要:禅の歴史と作法・ビデオ観賞
略歴:國學院大学国文学科中退
武蔵野大学通信学部(心理学専攻)卒業
曹洞宗寺院にて参禅
絵本(「ギョロとペラ」)出版
発表者からのメッセージ
発表者は、在家の仏教者であり在野の心理学徒です。
勉強会への参加者には、私と同様に専門の研究者ではない方がたくさんいらっしゃいます。
そのような方々に仏教と心理学の基礎的な知識と勉強の場を提供することも当勉強会の使命ではないかと常々考えております。
私は、長い間禅宗の寺院で坐禅を続けてまいりました。
禅というと坐禅と考えている方も多いのではないかと思われますが、坐禅は禅のひとつの形です。
歩行禅(経行)も禅のひとつの形です。
最近では椅子坐禅もとりいれられています。
専門僧堂での修行は衣食住に禅的生活を行うことですが、在家には困難なことでしょう。
しかし、生活のなかに禅をとりいれる工夫は私たち在家にもできるのではないかと思います。
料理を作りながら、通勤の電車内で、などなど。
坐禅では、「調心(心をと調える)」・「調身(身体をととのえる)」・「調息(呼吸をととのえる)」ということを重視します。
生活のなかにこれらの三つの要素を活かす工夫をすると、思わぬ変化が生じることに気付かされます。
勉強会では、実際の坐禅の作法と私が行っている工夫についてご紹介してみたいと思います。
皆さまにお会いできることを楽しみにしております。
石橋清人
○日時:1月25日(土)16:00~18:00(当日15:30より入室できます)
○場所:武蔵野大学仏教文化研究所6号館5階
連絡電話番号:042-468-3145
○参加費:無料
〇連絡先:[email protected]
(学会本部。質問等はこちらに、当日3:30PMまでにお願いします。)
※ 勉強会発表者募集次第
以下は、基本的な発表の次第です。
発表は4時から1時間程度で、その後1時間で参加者の小グループごとでの意見交換をしていただきます。
ご発表いただける方には具体的にご相談させていただきます。
発表内容その他について疑問などありましたら事務局までお尋ねください。
勉強会の大まかなテーマは次のとおりです。
・心理学(心理療法等を含む)と仏教に関連する発表(心理学・仏教単独でもよい)
・上記に関する本の紹介など(講読)
※ご参考までに文末に過去数回の発表のテーマを紹介させていただきます。
ご連絡をお待ちしております。
せばな・石橋清人(事務局)
連絡は以下のメールアドレスへ
[email protected]
○過去の発表テーマ
第90回・91回 「アメリカ仏教と心理学の遭遇-現代社会を省みて」
第92回 「人間の潜在力-個人尊重のアプローチ」
第93回 唯識思想における自我構造
第94回 コントロール方略の発達-日米の文化差と老年的超越
第95回 聲のコスモロジー(農民芸能と宗教 無境界のはざまから)
第96回 精神科医 マーク・エプスタイン博士の人物と研究等紹介
第97回・98回・99回 講読 マーク・エプスタイン「ブッダのサイコセラピー」
第100回 日本における仏教と心理学の協力の歴史と発展―禅心理学を中心に―
第101回 仏教心理学の指向性orientedについて―ダンマセラピーの理論と技法の視点から―
(その他のテーマ)
○精神保健福祉士のしごとーソーシャルワークの視点からー
○自己理解から他者理解へ ~性格タイプの理解~
○(購読)フロイトを読む
○フォーカシングって何(ワークショップの試み)
○(購読)安藤治著「心理療法としての仏教」