近況報告と仏教心理学会が今後担うべき役割~今こそセラピーとしての仏教を
一般社団法人日本産業カウンセラー協会 シニア産業カウンセラー 仏教心理学会 評議員松村 一生 「今更ながら」の感が強いが、仏教にはセラピーの要素があることを今まで以上に強調して行くのが学会の役割ではないでしょうか?僧侶でない上に、研究者でもない私が申し上げるのは、はなはだ僭越であるこ…
オンライン・カウンセリングの可能性と課題
ダンマ・プロジェクト(カウンセリングルームのほほん)梅津礼司仏教心理学会 評議員 コロナ禍でオンライン(ZoomやSkype、LINEのグループTV電話)を利用するでの学会、研究会、会議やセミナーやワークショップなどの開催機会が増えています。 この二年間で、カウンセリング場面もオンラ…
『仏教心理学会との出会い』と若き彫刻家への書簡
『仏教心理学会との出会い』と若き彫刻家への書簡昭和女子大学 現代教育研究所仏教心理学会 評議員早田 啓子 私は二十歳の頃、人間存在についてひどく悩んだことがある。その後、この悩み解決の糸口として本学会に入った。その悩みは今も消えてはいない。 先頃、新潟の大学で美術を教えている若き彫刻家から制作上…
ヴェーダへの接近と驚くことばかりの最近
ヴェーダへの接近と驚くことばかりの最近(近況報告) 東京情報大学 心理学研究室 教授仏教心理学会 運営委員(学会誌担当)山口 豊 最近は、オンラインで学ぶことが可能となり、日本にいながらヴェーダのプージャ―に参加したり、サンスクリットをインドで学ぶ伝統的スタイルで、日本人のスワミジから…
近況報告と仏教心理学会への期待
近況報告と仏教心理学会への期待 放送大学仏教心理学会 評議員倉光 修 私は本学会には設立時からご縁があり、心理療法と仏教(宗教)との関連について、いくつかの拙稿を著してきました(文献を参照していただけると幸いです)。現在は、放送大学の臨床心理学分野の特任教授をしています。私が今後、本学会…
世界の凸凹と認知の凹凸とを越えて
世界の凸凹と認知の凹凸とを越えて 上智大学グリーフケア研究所仏教心理学会 運営委員・副会長葛西賢太 私たち上智大学グリーフケア研究所では、傾聴者を養成するためのグループワークの演習授業を、7年、続けてきました。2020年4月、コロナ禍で、この演習授業を急遽オンラインで行うことになり、その後、教員と…
仏教心理学との出会い
仏教心理学会 運営委員・副会長千石 真理 この度、リレーエッセイ執筆にて仏教心理との出会いを振り返らせて頂くことになりました。2008年11月30日、武蔵野大学にて日本仏教心理学会が設立された日のことを感慨深く思い出します。改めて省みますと、仏教心理は私の人生と深い関わりがあることに気づかされま…
近況報告と仏教心理学に期待すること
仏教心理学会会長 井上ウィマラ マインドフルライフ研究所:オフィスらくだ主宰 私はこの3月で大学勤務に一区切りをつけて、マインドフルライフ研究所:オフィス・らくだ主宰として新たな活動を始めることにいたしました。思い返してみますと、高野山大学でスピリチュアルケア学科を設立する際にお声掛けを頂いてからの…
日本仏教心理学会第12 回学術大会 オンラインリモート会議システムによる開催について
令和 2 年 7月 8 日 日本仏教心理学会会員 各位 日本仏教心理学会 会長 井上ウィマラ 第 12 回学術大会実行委員会委員長 松永 博子 日本仏教心理学会第12 回学術大会 オンラインリモート会議システムによる開催について 新型コロナウィルスへの対応のため全国に緊急事態宣言が発令され、大学や…
通信#206b 第11回日本仏教心理学会 学術大会のお知らせ
第11回日本仏教心理学会 学術大会の日程と場所が確定いたしました。皆様のご参加をお待ちしています。 第11回学術大会日時:2019年10月27日(日) 10:00~場所:上智大学四谷キャンパス 6号館4階テーマ:仏教心理とグリーフケア