仏教心理学の萌芽期を振り返り、発展を展望する
駒澤大学文学部・仏教学部非常勤講師、日本大学理工学部非常勤講師、東京都公立学校スクールカウンセラー加藤 博己(かとうひろき) 母校の駒澤大学心理学研究室は、禅を科学的に研究するために1968年に秋重義治先生(東大哲学教授井上哲次郎の甥)により創設された。その膨大な研究群は主として日本心理学会、日本応…
2023年度第14号学会誌論文投稿について
学会誌投稿に関するご案内です。 下記の原稿を募集しています。締め切りは、いずれも、令和5年(2022年)12月31日 18:00となっています。 ・投稿論文 執筆要項に従って、メールにword文書にて添付して送ってください(PDFは不可)。他誌に投稿、掲載済みや審査中の原稿は掲載できません。既に発表…
第14回(2022年)学術大会が開催されました!
たくさんのご参加有難うございました!
心の平和を実現するための仏教心理学
株式会社コスモ興産 代表取締役渡邉美由紀 私が仏教心理学に興味を持ったのは、武蔵野大学の臨床宗教師・臨床傾聴士講座で、ケネス先生の仏教心理学の授業を受講したのがきっかけでした。20代の頃、アメリカの大学で心理学を専攻し、帰国後、河合隼雄先生が主幹する研究所でのユング心理学の学びを経て、約20年間、日…
2022年日本仏教心理学会第14回学術大会開催について
日本仏教心理学会会員のみなさま 日頃は、学会活動にご協力いただきありがとうございます。 2022年度の学会は、9月24日(土)にオンラインにて開催を予定しています。 今年度より、一般演題(個人発表)を復活いたします。 詳細は募集要項(こちらから)をご確認ください。
セラピイにおける仏教的視点
ヒューマンライフ心理センター・心理相談室主宰元国立看護大学校講師・学生相談室カウンセラー 高玉泰子 心理臨床を進めて行く上で、クライエントの語りにセラピストは寄り添い、受容・共感的理解を言葉にして行く「自己一致」の態度が重要である。私はかつて、日本精神技術研究所心理臨床センター所長であった故東大名…